キビレ地位向上委員会(仮称)なぜキビレは嫌われる事が多い?。。

まいどです。

落とし込みでチヌを狙う落とし込み師からまぁまぁの高い確率で嫌われている??

キビレ。

彼らからしたら餌食っただけやのに釣られた挙句。。

「なんやねん。。キビレか。。」

釣られ損この上ないですな(笑)
せめて釣り人に喜んで頂けたら浮かばれるもんですが。。
(まー。魚からしたら損も得も浮かばれるもクソも無いですが。。)

なぜに嫌われるのか?

そしてもう少し人気は向上しないもんか?

いや。。別に向上させてくれんでもええし。。
人気無いほうが釣られんでええし。。
(キビレの心の声)

ブログをお読み頂いている皆様方はご存知でしょうが、
私最近チニングを始めました。
それも昼間に釣るデイチニングと言うやつです。。

チニングと言えばナイトゲームが主流(なのか?)
ナイトチニングではワームやラバージグなどで底をズル引きして、
どちらかと言えば魚の食性に訴えかける釣り方がメインだと思います。

逆にデイチニングはリアクションの要素が多い釣りだと思うのです。。

そして今通っているチニングフィールドでのメインターゲットはキビレ。

このターゲットがまさにリアクションの釣りにピッタリ(と思う。)

チニング始めた落とし込み師による(言うほど落とし込みやり込んでませんが)
落とし込みとはまた違う角度からのキビレ考。

私のの自己満足身勝手な理由によりここに発足??

キビレ地位向上委員会。

会員募集してますよ(笑)

ええヤツやねんけどなーキビレ。。
落とせど落とせどうんともすんとも言わん時にそっと来てくれたり(笑)

沖に渡りうんともすんとも言わなかった時、
竿曲げたくて湾奥地波止で残業した時の癒し(笑)

誰しも1度は経験有りかな?とも思うのです。。

無い人も居てるやろけど。。

なぜ嫌われてるのか?

敵を欺くにはまず味方から?
学が無いので自分でも意味分かりませんがまーそんな感じ。。
ニュアンスで生きてます。。

強引ですが異論受け付けません。そもそも企画自体が身勝手で強引です。。

理由その1.

外道だから。

まずはコレでしょ。最大にして最強?の理由。
チヌ落とし込み師のターゲットはやはり【チヌ】【黒鯛】
年無しと呼ばれる50cm以上の。そしてそれ以上の60cmを超えるチヌ。

【キビレ】は外道とみなされてやはり落とし込み師からすればテンション下がる。。

これは分かります。

キビレは本名【キチヌ】で本来チヌと言えば本家はキビレなのも知れんのに。。

そして落とし方や釣るタナによって、
ある程度の釣り分けも出来るのもテンションが下がる理由かな?と。。

解決策その1.

同じ場所でチヌとキビレが釣れている場合で、
キビレ釣れる場合は釣り分けが出来てないと言う事です。。
ちゃんと釣り分けが出来てチヌばかり釣る釣りキチ三平も居るはずです。。

よって。

キビレが釣れた場合の釣り方と違う事を実践してみましょう。
キビレがつれた時は、チヌがターゲットの落とし込みの技術向上??
のバロメーターになるキビレに感謝し、
丁寧にリリース。
若しくは食す場合は敬意を表し丁寧にお持ち帰りください。

さて。。キビレしか居ない釣り場では。。

キビレを楽しんで釣れないなら諦めて帰りましょう(笑)
しかし。これって本当個人の意識の問題だけで。。
落とし込みを始めた頃はキビレでも十二分に楽しかった筈。。

初心忘るべからず(世阿弥)

この橋渡るべからず(とんち小坊主)

いっその事キビレをメインターゲットにしてしまえば楽しい筈。。

そう。チニングです。

理由その2.

引きが弱いから。

これ。私も常々思ってましたし、周りからも良く聞く意見です。
個体によりチヌより引きが強いキビレも沢山居てますし、
キビレより引きが弱いチヌも沢山居てます、
あくまで大まかに比較した場合です。

その理由をキビレ地位向上委員会名誉会長(仮)の意見では。。

横や沖に向かって水平に走る性質のキビレは、
有る程度水深の有る、そして足場の高い所から釣る落とし込みでは、
キビレの走る方向に対して直線状のファイトにならずに、
逃げるキビレを上に抜き上げる形になるので引きが弱く感じられるのでは無いかと。

チヌが相手だと下に下に潜って逃げる性質なので、
高い足場からだと人と魚が直線状のファイトになり、
引きが強く感じられると言う事では無いかと。。

この意見賛成。大賛成。。と言うかもうこれで正解にしとく。。

この春にドシャローエリアで歳無しチヌを釣った時も。。
そしてつい最近河川シャローエリアでのチニングで約年無しチヌを釣った時も。。

引きが弱い?って事は無いのですが。。
何か違和感の有るファイト。。引く!と言うより、重い!てな感じ。
(あくまでもこの時は。です。個体差もその他要因の差が出る時も有るでしょう)
この時は高場からディープエリアで釣る落とし込み程のファイトを
楽しめなかったのは身を持って体験した事実。

理由その2解決策。

シャローエリア。そして水面と足場が近い場所。。
河川エリアや浜辺などでキビレを釣りましょう。

河川シャローエリアでのチニングはキビレの方が、
ドギャーン!と走って楽しかったですよ(あくまでこの時はね)

最近チニングを始めて分かったのですがシャローエリアで
水面と近い場所でのキビレのファイトはかなり楽しい。。

もしくは。

落とし込みでキビレが掛かったらラインを出しながら、
自らがダッシュで後方へ走りましょう。
周りにもちろん迷惑ですし、ヘンなヤツと思われる事この上ないですが。。
キビレ地位向上の為です?

水平に近いポジショニングを取る事で
キビレ本来の引きを堪能出来る事でしょう。。

知らんけど。。

戯言は寝て言うとして。。河川敷や浜辺などからのチニングは、
キビレの性格(攻撃的、速い動きに反応が良い、鰭が黄色い??その他。)
と相性がとても良い釣り方だと思います。。

そう。チニングです。

理由その3.

臭い。

確かに。臭いと言えば臭いです。魚臭い。生臭い。ドブ臭い?
大阪湾の都市部湾奥や汽水域の水質も関係しているのは間違いないでしょう。。
和歌山などからたまーに入荷してくる(私魚屋です)
キビレはそうは臭くもない。と言うよりまー。普通の魚の匂い。。

ボラなど汽水域に入り込む魚は結構匂いがキツメな気がします。。
あーでも。サゴシとかも結構臭いよな。。
汽水域関係ないのかな。。
磯魚の臭さとはまた違うなんか体臭。

魚屋の私からしてみれば。。

普通に魚の匂い(笑)なんですが。

体臭の強い弱いは確かに有りますね。
そして確かにチヌに比べれば臭い個体が多いのは事実。。

この匂いが嫌われる原因の1つ。
と言うか。。
独断と偏見ですが。。

取り込み時にタモに匂いが付くのが嫌われる理由の1つと思われます。。

理由その3解決策。

えー。

えーと。。

ボラよりマシと諦めろ!(笑)

見も蓋も無いので。。
キビレの何が臭いのか。

そう。皆さんご存知。体臭(ヌメリ)が臭いのです。

と言う事なら。。

まずは魚体になるべく触れない。これが大事。。
タモで掬ったり抜き上げたら即針を外しリリース。
フィッシュグリップとプライヤーは必須アイテム。

そして。。
タモが乾かないうちに

すぐ海水でバシャバシャとナブラの如く洗え!

これだけでだいぶ違います。

それでも臭いは残ります。

その場合は。。

これを釣り場でぶっかけとけば多分更にマシ。。

知らんけど。

タモを使わないのが一番良い方法なのでしょうけど。。
高場からの落とし込みでは使わざるを得ないです。。

河川敷エリアや浜辺エリアなどの水面と足場が近い場所から釣るのでしたら、
極力タモを使わないで取り込みも出来ますが。。
(浜辺にズリ上げる、フィッシュグリップで取り込む等)

そう。チニングです。

理由その4.

落とすの失敗??

※注。これは真偽は定かでは有りませんよ。

チヌよりも獰猛。チヌより警戒心が薄い。好奇心旺盛。
エサに何度もアタックして来る。動く物に反応が良い。
速い落下速度のエサにも反応が良い。壁から離れても食って来る。

このような事を落とし込み師の先輩方から良く聞きます。

よって。チヌとキビレが同じ場所に棲む場合は←これ重要!

落とすの失敗した場合や、

落とし込みの初心者はキビレが釣れ易いと。。

なのでキビレが釣れると自分の技術が未熟だとテンションが下がる。。

キビレとチヌのタナが近い位置で棲み分けがあまり出来ていない??
様な感じの壁ではまずキビレが先に食って来る事も多い気がしますし。。
キビレの食う落とし方。チヌの食う落とし方。
有るんやろうなとも思います。

まー。だいたいの場合棲み分けと言っても
チヌフィールド。
キビレフィールド。
明確に分かれてる事多いですし。

タナの深さでの棲み分けられている事も多いですし。

ワラワラとチヌとキビレが混ざって泳いでる時は。。
やる気の無い場合が多い気がします。。

理由その4解決策

チヌとキビレが同じ場所に棲む場所では←これ重要!

チヌが釣りたきゃチヌの好む落とし方を勉強する。。

上にも書いてますが。。

ゆっくり落とそう。ステイを使おう。壁からエサが離れないように落とそう。
忍者釣法で落とそう。自然に落とそう。

まー。落とし込みの基本なんですけどね。。

※落とし込みでもリアクションで食わせる時は
上記には当てはまらないですよ。

食性に訴える釣り方がメインの落とし込み。

しかし。リアクションの釣りってやつ。これがかなり面白いんです。

落とし込みの代表的なリアクションの釣りと言えば。。

エサを落としてる途中にピタッ!と急ブレーキ。。

ガツン!

落としてる途中壁に引っ掛かったエサを。。
壁からピッと剥がすと。。

ガツン!!

落ちてくるエサを警戒しながら見てた?チヌが、
脳で考えるより体が反応してつい口を使ってしまう。

リアクションバイトというヤツですね。
バス釣り経験の有る方ですとお馴染みのヤツです。

上にも書いてるキビレの性格上、
チヌよりリアクションバイトに反応しやすいと思うのです。

そう。チニングです。

回答。

ここまでお読み頂きました皆様方。。

ぼちぼち?もう?お分かりですね(笑)

そう。

キビレ地位向上にはチニングが最適(笑)

知らんけど。

お手軽なのも魅力です。
西日本に限るかも知れませんが。。
湾奥や河川、運河などキビレが生息している所は沢山有りますし。。
(シーバスとチヌ、キビレの生息域は結構似ていると思います)

バス釣りを昔やっててタックルが押入れに眠ってるとか。。
シーバス釣りの合間にチョットやってみようかな?とか。。

バス釣りのボトム付近の釣り(ワーム、ラバージグなど)
に通ずる部分も多いですし。

バスやシーバス同様にトップウォーターでの釣りも楽しめますし。。

食性に訴えかける釣り方でも。。リアクション重視の釣り方でも。。

昼でも夜でも楽しめます。

個人的に楽しんでいるチニングの楽しさを通じて、
チョット落とし込み師からは嫌われ気味の
キビレの立場が少しでも向上すればなーと(笑)

まー。
言うてもね。。
私もついこないだまで落とし込み釣りしててキビレが釣れるとね。。

「あー。キビレかぁ。。」

とぼやいてた1人なんですがね(笑)

個人的見解だけでツラツラと無責任に書いてきましたが。。
釣りは一般的には遊び。個々の自由で楽しむ遊び。
私がキビレをどう思おうがどう釣ろうが知ったこっちゃ無い。。

でも。これだけは言おう。

チニングでのキビレゲームはかなり面白い!

以上。現場からでした。(嘘。仕事場。。)

おわり。

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